2017-01-06

島田裕巳「なぜ佐藤優氏は創価学会の選挙活動にしか役立たない本を書いたか」

 佐藤氏は、現在の創価学会と公明党が過剰なほど政教分離を推し進めているととらえ、むしろ、公明党には宗教色を明確に打ち出すことを求めている。「公明党には、自分たちが日蓮仏法の流れを引く創価学会の価値観を基盤にした政党だと宣言する選択肢があるはずだ」というのだ。(中略)

 また、仏教学部を設けていない創価大学についても、それを「設置して専従の教学エリートを養成し、継続的な研究ができる態勢を整備することが急務になってくると私は見ている」と述べている。

島田裕巳

 前々から胡散臭く感じていた佐藤優だが、近頃ようやく正体が見えるようになった。彼は創価学会のみならず多方面に様々な働きかけを行っている。