2015-03-14

本当の勝負

 あの男は死ぬまで
 純粋な怒りなんて持てない
 ゆえに本当の勝負も生涯できない
 奴は死ぬまで保留する…(『アカギ』)

【『福本伸行 人生を逆転する名言集 覚醒と不屈の言葉たち』福本伸行著、橋富政彦編(竹書房、2009年)】

 遠藤は勝負をしたのだろう。勝算のほどはわからないが。そして水面下では鉄砲の弾(たま)が飛び交い始めた。というよりは、むしろ池田が埋め込んだ地雷が爆発しだしたと言うべきか。部分的な情報が錯綜しているためきちんとした全体の絵図を描ける人物がいない。いたとしても、やるつもりがないのだろう。そろそろ矢野本を紹介するタイミングであると感じる。創価学会首脳の一部が矢野絢也元公明党委員長を脅迫したのは、池田による踏み絵であったと私は考える。公明党OBは使い走りのような存在で、主要人物は秋谷・谷川・長谷川・八尋弁護士の4人だ。踏み絵を思い切りジャンプして踏んだにもかかわらず、彼らは後ろから撃たれようとしている。罠は二重、三重に仕掛けられており、悪党どもが足の引っ張り合いを始めるのも時間の問題だ。ひょっとすると創価学会で文化大革命が始まる可能性すら出てきた。

人生を逆転する名言集

2015-03-13

話のできない人々

 日本共産党はコミンテルンの日本支部として作られた組織である。あらゆる破壊工作を通して日本を社会主義化するところに目的がある。もちろん天皇制打倒を目指している。なぜ共産党議員は皆が皆、不破哲三みたいな話し方をし、これほどまでに話ができないのであろうか? それは彼らがイデオロギーに支配されているためだ。その言動は一切がプロパガンダ活動といってよいだろう。

 彼らとよくにた表情を見たことがないだろうか? 御意。対論をする創価学会、顕正会、法華講の活動家とそっくりだ。当然だろう。対論の目的は正邪を明らかにすることではなく、自分たちの組織を正当化するところにあるわけだから。

 話のできない人々は絶対に相手の話を聞かない。聞いたフリはするけど。SGIという組織はコミンテルンを擬したものだろう。そして「自分たちだけが絶対に正しい」との思い込みに基づく限り、創価学会員の折伏はプロパガンダ(宣伝活動)と堕す。広宣流布ならぬ宣伝流布というわけだ。創価学会は革命理念(宗教革命、人間革命)を掲げている上、天皇陛下に対する敬意を明らかに欠いている。その意味ではソフト左翼に位置する。

 昔は平気で「理論武装」などという言葉を使っていた。マルクス主義者と同じレベルである。因みに戦後、獄にあった共産党員を解放し、密かに日本共産党を後押ししたのはダグラス・マッカーサーであった。それゆえ一部共産党員はマッカーサーを熱烈に歓迎した。更に日教組をつくったのもGHQである。分割統治という見方もできるが、実態としてはアメリカ国内における左翼勢力(エレノア・ルーズベルトなど)の影響が大きいと馬渕睦夫は指摘している(『国難の正体 世界最終戦争へのカウントダウン』、『世界を操る支配者の正体』)。

 ただし、1950年代にアメリカでマッカーシズム旋風が巻き起こったせいで、日本ではレッドパージが行われたので一筋縄でいかない歴史だ。

2015-03-12

本尊に関する工藤玄英の発言

 かつて創価学会が日寛書写本尊の授与を独自に開始した時、『創価学会の御本尊授与の正当性について』とのパンフレットを青年僧侶改革同盟が発行した。これに対して改革同盟の中心者であった工藤玄英が次のように発言しているのが目を惹(ひ)いた。

「御本尊のことは、こんなふうに簡単に書けるもんじゃないです! やっばりね、本山も知らない、大御本尊も見たことがない、そういう若者がただ『日蓮正宗は邪教だ、自分達がやっていることが正しい』という前提で書くものだから、正しい理論なんて生まれるわけがないです!」

【『慧妙』平成24年3月1日】

 もう時効だと思われるので書いてしまうが(※苦情が来たら速攻で削除します)、聖教新聞の紙上座談会で工藤の発言が捏造(ねつぞう)されたことがあった。彼は聖教新聞社に対して猛然と抗議をした。喧嘩の強い工藤のことだから何となく想像はつく。それ以降、彼の姿が聖教新聞に登場することはなくなった。ま、そういう新聞なんだよ、聖教新聞ってのは。あらゆることが「池田先生」の名のもとに正当化される世界だ。そして今回の教義改変で、またぞろ同じ轍(てつ)を踏みつつある。

宮地レポート

大御本尊決別問題の経緯

2015-03-11

東日本大震災と天皇・皇后両陛下

 私は日教組が強い北海道で育ったため天皇陛下の存在を意識したことはなかった。君が代は音楽の時間で習った時にしか歌ったことがない。中学の卒業式などは「ハレルヤ・コーラス」を歌っていた。そんな私が東日本大震災を通して、心の底から「陛下!」と叫びたい思いに駆られた。自分でも驚いた。日本の近代史を学べば学ぶほど、西洋が日本の皇室を煙たがっていることがよく見えてくる。そもそもヨーロッパ各国が生まれてから、まだ数百年しか経っていない。日本の皇室は1000年以上の伝統がある。これを単なる古さと考えるのは浅はかで、聖書の記述にまで関わってくる大問題なのだ。それゆえにマッカーサーは戦後憲法に「象徴」と盛り込んだのである。女性天皇を巡る議論や、イエロージャーナリズムが行う雅子妃バッシングは裏でアメリカが糸を引いている。










「わしは天皇陛下が大好きである」と戸田城聖は水滸会の会合で語った。牧口と戸田が大正3年に大日本皇道立教会に参加している。南朝を正統と考える戸田が昭和天皇に敬意を抱いていた事実を軽く考えてはならないだろう。一方、池田はというと天皇陛下を全く尊敬していない。具体的な発言については後日紹介する。

2015-03-09

ミルグラムのアイヒマン実験


 コミュニティというコミュニティは家族から国家に至るまで全てが閉ざされている事実を自覚する必要がある。各階層に国是・文化・不文律・社風・村の掟・タブー(禁忌)が存在する。そして大きな利権や強い結びつきがあるほど暗黙のルールが構造的に支配する。小室直樹は「下位文化が下位規範を成立する」と指摘している(『消費税は民意を問うべし 自主課税なき処にデモクラシーなし』小室直樹(ビジネス社、2012年)/カッパ・ビジネス、1989年『消費税の呪い 日本のデモクラシーが危ない』・天山文庫、1990年『悪魔の消費税』を改訂・改題)。

 スタンレー・ミルグラムがアイヒマン・テストによって人々が権威に従うメカニズムを明らかにしたのは私が生まれた1963年であった。『服従の心理』(原著、1974年/山形浩生訳、河出書房新社、2008年/同社岸田秀訳、1975年)は誰もがアイヒマンになる可能性があることを証明した。

 宗教団体における不文律・同調圧力は原子力ムラよりも強いことだろう。例えば創価学会における高額な財務や機関紙多部数購読などの自虐的行為は、宗教的権威に服従する信者の心理として見ればわかりやすい。遠藤孝紀は300ボルトの電流スイッチを押すことを拒否した。その本質を見逃してはなるまい。

 小室理論(『危機の構造 日本社会崩壊のモデル』)によれば、創価学会はこれから急性アノミー(無規範)を経験することになる。

【付記】九州の創価学会員にとっては投票依頼をする際の物品供与は常識である。これは地域的な下位文化のケースだ。もっとわかりやすい階層を示そう。創価学会の男子部があり、その中に創価班があり、更に創価班内部に学会本部担当がある。階層が下位になればなるほど規範が強くなる。また世間に目を転じると山口県連続殺人放火事件に強い下位規範を見出すことができよう。尚、動画ではコメンテーターが誰一人指摘しなかったが、テレビの世界は放送コードや台本で動いており、完璧な服従メカニズムが構築されている。


服従の心理 (河出文庫)消費税は民意を問うべし ―自主課税なき処にデモクラシーなし―

スタンレー・ミルグラム

2015-03-08

須田晴夫と遠藤孝紀

 須田は聖教新聞社を定年退職後、『日蓮の思想と生涯』(論創社、2012年)を刊行することで教義改変を補強した(「教団の教学元責任者にあるまじき無責任」を参照せよ)。創価班の広宣部経験者であれば常識レベルの内容である。須田と遠藤は長らく副教学部長を務めてきた。そして二人とも墨田区の所属であった。因みに茶坊主長谷川もかつて墨田区長を務めた。組織においては須田の方が先輩格であったが、十数年を経てこれほどの懸隔が生まれた。遠藤が思い切った行動に出たのは教義云々もさることながら、宮地という後輩を守ろうとしたものである。どんな目に遭うかも覚悟していたはずだ。果断には必ずリスクがつきまとう。「後輩を守る」という東京下町の心意気を示しただけでも私は評価したい。尚、その他有象無象の本部職員に対して「反逆せよ」と言うつもりはないが、後世のためにきちんと記録を残しておくことを心掛けてもらいたい。もちろん録音・録画も含めて。「先輩からの手紙」で紹介したような人物は稀有な存在である。敢えて真似をする必要はないだろう。

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解剖学教室へようこそ (ちくま文庫)それからの海舟 (ちくま文庫)

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (文春文庫)一人だけの軍隊 ランボー (ハヤカワ文庫)ランボー―怒りの脱出 (ハヤカワ文庫 NV (385))