2015-02-13

情報の限界性

「日蓮云く各各さわがせ給うなべちの事はなし、八幡大菩薩に最後に申すべき事ありとて馬よりさしをりて高声に申すやう、いかに八幡大菩薩はまことの神か」(「種種御振舞御書」)。真蹟なし(「御遺文の真偽問題 その問題点への私見」勝呂信靜を参照せよ)。

 尚、本文は「manjusaka225の仏法資料庫」からコピーさせてもらった。何と音声ファイル付き。ちょっと幼さが残るが中々上手である。私は読み方についてはかなりうるさいのだ。

 日蓮のセリフはまだまだ続くが省略する。前にも紹介した通り(松葉ヶ谷草庵跡)、これが事実であったとすれば多分「下馬」の交差点での出来事と思われる。


 日蓮は「神の存在」を信じていたのだろうか? それとも周囲の人々に対するパフォーマンスだったのか? たぶん信じていたのだろう。他の遺文にもたくさん書いてあるからね。

 時代の制約とは具体的には「情報の限界性」を意味する。果たして日蓮の悟りはそこを超えたのだろうか? 私は超えていないと思う。超えることができていればテキスト主義には陥らなかったはずだ。テキストという伝統(=変質した中国仏教)を踏襲したところに日蓮の限界性を見る。

化儀はヒンドゥー教のパクリ

 化儀は「祭祀のための行為」をパクったものだろう。日本仏教が世界に通用しない根本的な理由は「ヒンドゥー教と見分けがつかない」ためである。

五逆罪と尊属殺

 五逆罪と尊属殺は同じ価値観に基づくものだ。親による虐待を正当化しかねない危険性がある。例えば昨年起きた「女子高生北海道南幌町祖母・母殺害事件」を私は正当防衛だと考える。過剰防衛ですらないと思う。たぶん彼女は殺される寸前であったのだろう。少なくとも義務教育ではその程度の勇気を教えるべきだ。同じく「大阪産業大学付属高校同級生殺害事件」も正当防衛である。

思いやりも本能

 現代の霊長類学では「思いやりも本能」と考えられている。日蓮は知らなかったことだろう。

 腱鞘炎がぶり返してきたため思うように更新できない。キーボードの叩き過ぎによるもの。ま、そんなわけでヒントだけ示しておく。指と肘の調子がよくなったら矢野本の連載を始める予定。

あなたのなかのサル―霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源

大衆部あらため後期仏教

 いわゆる大乗仏教を今までは大衆部(だいしゅぶ)と表記してきたが、今後は「後期仏教」に統一する。やはり「名を正す」(『論語』)ことが大切であると感じるゆえに。

二仏並座は『バガヴァッド・ギーター』のパクリ


バガヴァッド・ギーターの世界―ヒンドゥー教の救済 (ちくま学芸文庫)

日蓮が説いた「信」

近代化を経ても受け継がれるアニミズム



一神教の闇―アニミズムの復権 (ちくま新書)落語的学問のすゝめ (講談社+α文庫)

2015-02-11

スティグマと漢字の呪能

 珍しく知的な刺激を受けた。ツイート一つでもこちらの何かを引き出してくれることがある。「×印」と書いたのは例えば「胸」や「凶」の「メ」である。旧字に含まれる「文」も同様で、「彥」(彦)は顔に文身(いれずみ)を加えた形で、「顏」(顔)は文身を加えた額を表す。



スティグマの社会学―烙印を押されたアイデンティティ 儀礼 タブー・呪術・聖なるもの 漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)

2015-02-10

募金の「見える化」

 各教団も採用してはどうか? 腐臭の漂うドブみたいに不透明だからね。それから一言付け加えておくと、「早い時期から起業家精神を育むこと」は大切なことではない。日本経済新聞は経団連の機関紙であるとの理解が必要だ。

 お金を出すのはいいけれど、何に使われるのか詳しく知りたい――。募金に応じるとき、自分のお金がどのように世の中の役に立つかを知りたいと思う人もいるだろう。そんな要望にインターネットを使ってこたえるシステムを愛知県立五条高校の2人の生徒が考えた。▼寄付の「見える化」だ。スーパーや書店などに、お金を収納して、いつ、いくら入ったかも記録する「募金機」を置く。寄付した人は登録番号をもらい、自分の端末で専用サイトを開けて寄付先を指定する。後日、「今月集まったお金は300人分のワクチンになりました」などと使い道が載る仕組みだ。工夫はまだある。▼サイトを運営する会社を設立し、募金機を置く店から新商品やイベントのネット広告をとって経営していく点だ。息長く日本に寄付文化を根づかせていこうという問題意識が評価され、日本政策金融公庫が主催する高校生のビジネスプラン大会で最優秀賞を獲得した。日本の高校生のベンチャー魂もなかなかのものだろう。▼「プランづくりでくじけそうにもなったけれど、学校の仲間に応援してもらい、先生も放課後に指導してくれた」。2人の話からわかるのは早い時期から起業家精神を育むことの大切さだ。政府は創業支援へ補助制度の拡充に取り組む。そうした政策も意味はあるが、起業を増やそうとするなら、学校教育の役割も大きい。

【「春秋」/日本経済新聞 2015-02-10】

「第2回 創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」グランプリは、愛知県立五条高等学校(プラン名「バタフライエフェクト」)に決定(PDF)

2015-02-09

日蓮と空海

エイブラハム・クーパー サイモン・ウィーゼンタール・センター副所長 2015.2.2


 雑誌『新潮45』編集部の取材に応じ、2000年12月号にインタビュー記事が掲載された。この中で、「率直にお話ししますが、個人的に言うと、私は原爆投下は戦争犯罪だと思っていません」との見解を述べている。(Wikipedia

日本に圧力をかけるシオニスト組織「SWC」

自公与党、批判封殺のため最高裁への圧力発覚 政界に激震、国会で追及へ発展か

 2001年、当時与党であった自民党は、森喜朗首相の多数の失言を受けて世論やマスコミから激しく批判され、連立与党の公明党も、最大支持母体の創価学会が週刊誌などから「創価学会批判キャンペーン」を展開されるなど、逆風にさらされていた。そのような状況下、自公は衆参法務委員会などで裁判所に圧力をかけ、裁判所がそれを受けて最高裁を中心に名誉棄損の主張を簡単に認めるように裁判の基準を変え、賠償額も高額化させ、謝罪広告などを積極的に認めるようになった。

ビジネスジャーナル 2015-02-08

2015-02-08

教員と生徒の私的メール、14県市で禁止

 公立中、高校などの教員がメールや無料通話アプリ「LINE(ライン)」を使い生徒と私的なやりとりをすることを通知などで禁止する教育委員会が、埼玉、香川、大分など11県、京都、岡山など3政令市に上ることが読売新聞の調査でわかった。
 生徒へのわいせつ行為で処分される教員が増えており、メールなどのやりとりが不祥事につながることを防ぐためだ。

YOMIURI ONLINE 2015-02-08

「禁止」という舵取りに日本の短絡ぶりが発揮されている。一種の社会的戒律といってよいだろう。日本の社会はあらゆる階層において禁忌(タブー)や不文律が網の目のように張り巡らされている。個人的には「禁止」よりも「厳罰化」が望ましいと思う。私の感覚からすれば教員と教え子の恋愛は到底考えられないが、人によってはあり得る。その自由に口を挟むつもりはない。池田の長男は関西創価高校で教員をしていた時の教え子と結婚した。激怒した池田は結婚式にも参加しなかったと伝え聞く。

 現代の若者は恋愛の延長線上に結婚があると錯覚しているがそれは違う。結婚とは飽くまでも社会的な儀式――通過儀礼(イニシエーション)とさえ考えられる――なのだ。それゆえ婚前交渉はご法度(はっと)でありながら、結婚した途端「子供はまだか?」とせっつかれる。下らない風習とも考えられるし、遺伝子をのこすための智慧と受け止めこともできる。

 生徒へのわいせつ行為を働いた教員は去勢して宦官(かんがん)にするべきだ。もちろん死刑でも構わない。ただし、こういうニュースが出回ると悪意ある生徒にハメられる教員が出てくることも想定する必要があろう。

読み始める

感情―人を動かしている適応プログラム (認知科学選書)池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

アフガン戦争の真実―米ソ冷戦下の小国の悲劇 (NHKブックス)[新装版]国難の正体 ~世界最終戦争へのカウントダウン日本の敵 グローバリズムの正体

殺戮のオデッセイ〈上〉 (角川文庫)殺戮のオデッセイ〈中〉 (角川文庫)殺戮のオデッセイ〈下〉 (角川文庫)