2015-03-08

須田晴夫と遠藤孝紀

 須田は聖教新聞社を定年退職後、『日蓮の思想と生涯』(論創社、2012年)を刊行することで教義改変を補強した(「教団の教学元責任者にあるまじき無責任」を参照せよ)。創価班の広宣部経験者であれば常識レベルの内容である。須田と遠藤は長らく副教学部長を務めてきた。そして二人とも墨田区の所属であった。因みに茶坊主長谷川もかつて墨田区長を務めた。組織においては須田の方が先輩格であったが、十数年を経てこれほどの懸隔が生まれた。遠藤が思い切った行動に出たのは教義云々もさることながら、宮地という後輩を守ろうとしたものである。どんな目に遭うかも覚悟していたはずだ。果断には必ずリスクがつきまとう。「後輩を守る」という東京下町の心意気を示しただけでも私は評価したい。尚、その他有象無象の本部職員に対して「反逆せよ」と言うつもりはないが、後世のためにきちんと記録を残しておくことを心掛けてもらいたい。もちろん録音・録画も含めて。「先輩からの手紙」で紹介したような人物は稀有な存在である。敢えて真似をする必要はないだろう。