2015-03-12

本尊に関する工藤玄英の発言

 かつて創価学会が日寛書写本尊の授与を独自に開始した時、『創価学会の御本尊授与の正当性について』とのパンフレットを青年僧侶改革同盟が発行した。これに対して改革同盟の中心者であった工藤玄英が次のように発言しているのが目を惹(ひ)いた。

「御本尊のことは、こんなふうに簡単に書けるもんじゃないです! やっばりね、本山も知らない、大御本尊も見たことがない、そういう若者がただ『日蓮正宗は邪教だ、自分達がやっていることが正しい』という前提で書くものだから、正しい理論なんて生まれるわけがないです!」

【『慧妙』平成24年3月1日】

 もう時効だと思われるので書いてしまうが(※苦情が来たら速攻で削除します)、聖教新聞の紙上座談会で工藤の発言が捏造(ねつぞう)されたことがあった。彼は聖教新聞社に対して猛然と抗議をした。喧嘩の強い工藤のことだから何となく想像はつく。それ以降、彼の姿が聖教新聞に登場することはなくなった。ま、そういう新聞なんだよ、聖教新聞ってのは。あらゆることが「池田先生」の名のもとに正当化される世界だ。そして今回の教義改変で、またぞろ同じ轍(てつ)を踏みつつある。