2013-04-20

「足手まとい」か、惑う公明

「公明党の党首はいまだに国民的イシュー(問題)とは思わない、と発言している」。首相の安倍晋三が政権発足後初めて臨んだ17日の党首討論。日本維新の会の共同代表、石原慎太郎は憲法改正に慎重な公明党代表の山口那津男を前に、安倍を挑発した。

「あえて忠告しますが、必ず公明党はあなた方の足手まといになりますな」。安倍は黙って聞いた。

 維新が3月末の党大会で訴えた夏の参院選に向けた目標は「自公両党の過半数阻止」と「憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席獲得」。一見、矛盾しそうなこの2つの目標から透けるのは、選挙後に憲法改正に積極的な自民とみんなの党、民主党の一部の勢力と連携し、憲法改正を軸に主導権を握る戦略だ。(以下略)

日本経済新聞 2013-04-19

 自民党からすれば、「下駄の雪」が重たくなってきたということなのだろう。公明党の議員には「政治家としての意志」がない。そもそも政治家を志したわけではなく、ただ単に教団から選抜された人々だ。つまり彼らは教団の意志に従う。そこを石原慎太郎は突いたのだろう。

『怒らない人』辛淑玉〈シン・スゴ〉

小林秀雄の歴史的名講演





 茂木健一郎が絶賛し、池田晶子が崇拝した講演である。

小林秀雄講演 第2巻―信ずることと考えること [新潮CD] (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 2巻) 小林秀雄全作品〈26〉信ずることと知ること

脳と仮想 (新潮文庫) 遠野物語・山の人生 (岩波文庫) 故郷七十年 (のじぎく文庫)

小林秀雄「信ずることと知ること」
小林秀雄

2013-04-19

かつて誰も問うたことのない問い

 数学者の世界における最上位の知的エリートは、新しい地平を切り開き、かつて誰も問うたことのない問いを発する人たちだ。

【『完全なる証明 100万ドルを拒否した天才数学者』マーシャ・ガッセン:青木薫訳(文藝春秋、2009年)】

 これが真の発起衆(ほっきしゅ)だ。

完全なる証明

「説会の四衆」考
斧不一からの質問状

李下に冠を正すのも平気

2013-04-18

情報を額面通りに受け取る人は操作されやすい



2013-04-17

廃用症候群は心身にわたる


廃用症候群

鬱になりそうなとき…



精神疾患について
精神疾患に関する覚え書き

2013-04-16

東晋平氏の日本仏教瞥見。「本地垂迹」から「神本仏迹」へ……国家や民族を超える普遍性を日本仏教はどのように喪失したのか


 氏家さんがまとめたもの。さすが晋平兄さん、要点がわかりやすい。私は神道に暗いため軽々しいことはいえないが、アジアに共通するアニミズム思想(精霊信仰)は重要なものと考えている。例えば日本仏教の山川草木(さんせんそうもく)にまで及ぶ一切悉有仏性(いっさいしつうぶっしょう)という考え方には明らかなアニミズム思想を見てとれる。

呪術を捉え直す
安田喜憲

一神教の闇―アニミズムの復権 (ちくま新書) 音と文明―音の環境学ことはじめ ―

論破されて納得した人



2013-04-15

正気と狂気





クリシュナムルティの日記

2013-04-14

「芯の柔らかい」利他主義

 例を三つ挙げておく。(1)集団が貧しいほど、その代償の一形態として、集団ナルシズムを使う傾向が強い。(2)集団が大きいほど、それと同一化することによって個人の得ることのできるナルシスチックな満足は低下し、集団のきずなは弱まり、さらにまた、個人がその集団内の下位集団に同一化してしまう傾向が強くなる。(3)国家の一部分にとどまっている際には均質なように見えるある地域に、実は何らかの形の小集団が既に存在しているとすれば、仮にその地域が独立してしまうと、もはやかつての均質性は維持できなくなる。独立によって政治的境界が一段せばめられたことに反応して、当該地域の人々は、さらにもう一段下位の集団に、自己同一化しようとするからである。
 以上を要約すると次のように言える。すなわち人間にみられる「芯の柔らかい」利他主義には、強烈な情緒と同時に、忠誠関係形成の変幻自在性という特徴が備わっているのである。人間は、社会的道徳を所持するという点では常に一貫しているのだが、その道徳を誰に適用するかという件に関しては、この上なく移り気な存在なのである。絶対不変と信じられている道徳的規則に対して強い情緒的な訴えを行ないながら、同時にいとも簡単に同盟関係を形成し、破棄し、そしてまた別の相手と結び直すという事実の中にこそ、人間の社会性の、たぐいまれな性格があるのである。おそらく氷河期以来ずっと同じだったのであろうが、今日においても、仲間集団とよそもの集団の区別は大変重要である。
 しかし、この両者を分かつ境界線は簡単にあちこちへ移動してしまう。プロスポーツは、このような基本的現象がいまも消滅せずに我々につきまとっていることを土台にして栄えているのだ。

【『人間の本性について』エドワード・O・ウィルソン:岸由二〈きし・ゆうじ〉訳(思索社、1990年/ちくま学芸文庫、1997年)】


物事に失敗した集団は最も邪悪な行動に走りやすい
一体化
怠惰とナルシシズム

人間の本性について (ちくま学芸文庫) 走る哲学 (扶桑社新書)

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世界の名著1 バラモン教典 原始仏典

インフォメーション: 情報技術の人類史 一四一七年、その一冊がすべてを変えた 数学者たちはなにを考えてきたか

名人に香車を引いた男―升田幸三自伝 (中公文庫) 人間の叡智 (文春新書 869) アメリカ殺しの超発想―「奴隷」日本よ、目を醒ませ!制度疲労をすぐ正せ!

憲法96条改正に異論あり~小林節


小林節