2012-09-29

『思想としての法華経』植木雅俊(岩波書店、2012年)

思想としての法華経

 東西の古代文明が行き交う西北インドで成立した『法華経』には、異なる宗教、異なる民族の対立という試練を乗り越えるための寛容の思想が満ちあふれている。サンスクリット語原典からの緻密な読解を通して、画期的な現代語訳を成し遂げた著者が、共存と融和を希求する思想に込められた今日的な意義を問う。

『日蓮の思想と生涯』須田晴夫(論創社、2012年)

日蓮の思想と生涯

 近年の歴史学の成果を踏まえ、日蓮が生きた時代状況を正確に把握しつつ、「十大部」をはじめとする主要著作をその成立事情と関連させながら読み解く“日蓮仏法”の入門書。

『図表で読む日蓮遺文』小林正博(第三文明社、2012年)

図表で読む日蓮遺文

 日蓮が弟子に宛てた「直筆の消息」(手紙)は1000通を超えていたと思われる。1000人中999人が退転したと書き残された、竜の口の法難前後で法難を恐れた弟子によって処分された手紙が多数存在した可能性が高い。残された真筆の手紙を通してだけでも、それらを通して、日蓮の人柄、門下への心配り、そして師弟の間の心の絆の強さが見えてきます。本書の最大の特徴は真蹟研究からの新たな発見を盛り込み、図表を駆使したところにあります。「御書」に未収録で真蹟が現存する38編の一覧は初見です。

2012-09-28

他国を罵倒したり侮蔑することによってしかおのれの国の優位性を語れない人




2012-09-26

死んだら地獄に堕ちる